名印想は、印鑑を売らない印鑑屋さん?

?がとびかう入社式

当社に入社してくるスタッフたちが必ずといっていいほど質問してくることがあります。それが、「印鑑を売らないってどういうことですか?」の一言です。この時を待っていたとばかりに、弊社社長は答えるのです。それは・・・とその前に。

やらないことを決める。

これは以前学んだ教えの中のひとつにあたるのですが、
「自分とは何者か?どう在りたいか?」
それを明確にするにあたって、
まずはじめに「やらないことを決める」
それが、大切なんだそうです。

私たちは普段、あれもこれも伝えたい、
あれもこれもやりたい、
今までやってきたものだから続けて当然だ。
このように考えてしましがちです。

その結果、自分とは何か?どう在りたいか?
ここが見えにくかったり、伝わりにくかったりするようです。

 

印鑑を売らない印鑑屋さん?

私たち名印想(株式会社小林大伸堂)の行動指針の
ひとつに、「印鑑を売らない」という言葉が書かれています。

新しいスタッフが入ってくるときはいつも、
行動指針や会社のコンセプト、これからの夢を
伝えているのですが、

「印鑑屋なのに印鑑を売らない」ってどういうことですか?
よくこんな質問を受けます。

この質問に対して私たちは、

「私たちが売っているのは印鑑ではなく、
お客様の想いや決意をカタチにしたもの(名印想)です。
だから、想いのない印鑑は売りません。」

このように伝えています。

そうです。これが私たちが決めた
「やらないこと」です。

この「やらないこと」が明確になってから、
私たちが伝えたいこと、やりたいこと、あり方が
とても明確になりました。

一緒に働くスタッフのみんなに伝わりやすくなったことで、
お客様にも伝わりやすくなりました。

やらないことを明確にすることで、
やるべきことが明確になり、
そのことで、自分たちは何もので、
何を伝えようとしているのか、
これまで漠然としていたものが明らかになりました。

自分とは何者で、
何がしたいのかを迷っている方は、
まずはじめに、
やらないことから決めてみてはいかがでしょうか。

 

私たちの夢

「名前を愛する」それは自分自身を愛するということ。
「自分自身を愛せる」それは自分以外の大切な人をも愛せるということ。
私たちの夢は、「名前」に「想い」を込めた「印」を通して、
その一歩をあと押しすることで、自分自身を愛し、
自分以外の大切な人をも愛せる、愛に満ちた世の中をつくることです。