投稿者「meiinso」のアーカイブ

名前を好きになったエピソード 「遼」

名前の由来について

私の名前はの由来は、私がまだお腹にもいなかった時に行った家族旅行がきっかけになったそうです。
 
家族旅行で訪れた先はアメリカで、広大な山を見たことが印象に残っていたそうです。その時にアメリカで撮影した山の写真は今でも実家に飾られています。
 

実際の写真


この写真の山のように、「広く大きな心を持った人なってほしい」という願いを込めて「遼」と名付けてくれたそうです。
 

「遼」にまつわるもう一つのエピソード

実は 遼(はるか)という名前に決定するまでにはもう一つのエピソードがあるんです。
 
はじめから「遼」という漢字を使うことは決まっていたそうなのですが、「遼(はるか)」と「遼子」で迷っていたらしいです。
 
そんな時に、8歳はなれた私の兄が言った、「遼(はるか)でいいやん」という一言のおかげで、遼(はるか)という名前に決まったそうです。
 
そんな兄には、感謝しかないです。
 
この場をお借りして感謝の気持ちを言葉にするならば、
いいセンスしてるな!つけてくれてありがとう!」と言いたいです。
 
そして私も、この遼(はるか)という名前がとても気に入っています。
 
 

 私にとって「名前」とは・・・

「人は二度死ぬ」といわれていますよね。
 
一度目は、その肉体が生命を終えた時。
 
二度目の死は、忘却による死。
 
つまりその人のことを覚えている人がいなくなった時。その時に本当の死があるといわれていますが、私はこの二度目の死を、「名前を忘れられた時」だと解釈しています。
 
だから「名前」とはそれほど大事なものだというのが、私にとっての「名前」に対する考え方です。
 

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「あなた」と「名前」

名前を好きになったエピソード 「理香子」

名前の由来・意味

母に「理香子」という名前の由来を聞くと、「名付けは全部パパが決めたから分からない」と言われました。何故かと問うと、「子供を生むということに対して、私は直接お腹を痛めているけれど、父親は直接何もできないから『名前』という大事なものは全部パパに任せてあげたかった。」というこたえが返ってきました。
 
父は、出生届のぎりぎりまで名付けを悩んでいたという話を聞いた時に、普段は頑固な父親が一生懸命考えて名付けてくれた名前なんだと実感しました。
 
名付けのエピソードを聞いたとき、とても素敵な両親の元に生まれたのだと実感しました。
 

 頑固者の父の想い

名前の由来を改めて父に聞いてみると、こっぱずかしいのか詳しいことは教えてくれませんでしたが、冗談めかして「″理想香る子”やぞ?ええやろ?(笑)」と言っていました。

ところが、「ママの『久美子』って名前の少し古風やけど可愛い響きが好きやから三文字の最後に『子』をつけたかった。」と父が語っていたということを母から聞き、とても心温かくなりました。

名前に対する想い

「理香子」という名前の由来が、母の久美子と同じく3文字の名前で、最後に『子』がつく名前ににこだわっていたということは、小学校から聞いていました。
 
そのことに対して、最近キラキラネームが多い中、3文字で最後に『子』がつく日本人らしい名前であることが昔からとても気に入っていました。
 
はじめ「理想 香る子=理香子」ではなく、「梨の花の子=梨花子」で悩んでたらしいのですが、その話を大学の友達にしたら「梨の花の子」はイメージとあってないなぁ!と言われました。「そんなに言わんでもいいやろ!」と友人に言いつつも、内心は名付け親の父に対して「けっこういいとこをついてくれた!」「自分にぴったりだ」と思っています。
 

 あだ名はりっちゃん

私のあだ名は今も昔も変わらず「りっちゃん」です。
 
「りっちゃん」という響きのせいか、なぜか本名を「りかこ」ではなく、「りつこ」と勘違いされることが多いんです(笑)。
 
しかも、ちゃんと伝えてもなぜか「りつこ」と言われたりして(焦)。
でもまた、それはそれで、自分のことを呼んでくれているのだから、いいや!って感じなんですけどね!
 
 

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「怜央」由来・意味~名前を好きになったエピソード~

名前の由来・意味
世界で活躍できるように、世界中の人から覚えられて愛される名前。

「怜央」という名前は、僕の母親が名付けてくれたものです。この名前には、優しくて賢明で、世界中で活躍して欲しいという親の願いが込められているんです。

そんな想いが込められた「怜央」という名前が僕は大好きですし、吉数の13画であるということも気に入っているポイントです。


・「かしこい」
・「優しい」
 
賢明でどんな時でも手を差し伸べる優しい人に育ってほしい。

・「真ん中」
・「角を立てない」
 
周りの人に分け隔てなく関わり、世界の中心で活躍できる人になってほしい。
 

アニメキャラとの葛藤

小学校の頃、「ジャングル大帝レオ」というアニメを見て、自分と同じ「レオ」という名前なのが嬉しかった記憶があります。そして最初のころはジャングル大帝レオのようなたくましさや強さにあこがれを抱いていました。

ところが、ある時期を境に、自分自身の性格とのギャップを感じ、逆に「レオ」という名前であることにプレッシャーを抱くようになりました。

自分はアニメのキャラクターのような「たくましさ」や「強さ」のある人間ではない・・・

自分だけの「レオ」との出会い

そんな葛藤を抱いていた小学校の高学年頃、母親から「名前の由来」を聞く機会がありました。

はじめて「レオ」という名に込められた意味を知った時、響きは同じ「レオ」だけど、「怜央」という名前に込められた想いは、僕だけのものなんだ。

他人やアニメのキャラクターと比較する必要もないし、同じでなくたっていい。ジャングル大帝レオのようなたくましさとは違っているけれど、僕には優しさがあり、人から好かれるところがある

「僕は僕で素晴らしい」。そう思えたことで、「怜央」という名前=自分自身がしっくりきました。

名に込めれられた想いが、
僕の夢を突き動かしている

僕の夢は、世界で活躍する「カーデザイナー」になることです。

当時から、カーデザイナーになりたい。しかも、ヨーロッパで活躍し、世界をまたにかけるカーデザイナーになりたいという夢を描いていました。

実は、この夢を描き始めたのは、名前の由来を知る前のことでした。

だから名前の由来を知った時、僕の夢と親の想いが重なっていて、とても嬉しかったです。

「央」という字に込められた「世界の中心で活躍できる人になってほしい。」という親の願いが、僕の人生のあと押しになっています。

いつもありがとう。感謝します。

 
 

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「あなた」と「名前」

名前を好きになったエピソード 「康代」

私にとって名前とは・・・

私にとって名前とは、「運命の糸」です。

今の主人と結ばれて、子供たちと幸せな毎日をおくれているのも、「康」という名前が結んでくれた運命だと思っています。

◆「名前」の由来・意味

「康代」という名前には、健康な子になってほしいという両親の想いがこめられていると聞いたことがあります。

というのも、持病持ちだった母が、娘には健康になってほしいという強い願いや、出産のときに難産だったため、健康第一で育って欲しいという想いがあったそうです。

◆名前を遠ざけた中学時代

そんな「康代」という名前ですが、小学校時代に、男っぽい名前ということでからかわれた嫌な経験をきっかけに、名前を遠ざけるようになりました。
 
それから、可愛らしくて女の子らしい2文字の名前がよかった。
そう思うようになりました。

妹も2文字なのに、なんで自分は3文字?
しかも、「康」っていう漢字が男っぽくて嫌だ・・・

◆あだ名で自分らしさを発見した中学時代

中学校に入学し、「やっち」というあだ名で呼ばれ出したことが嬉しかったです。

このあだ名は自分でも気に入っていて、高校に入学して、新しい交友関係の中でも、「このあだ名で読んでほしい」と仲の良い友達たちに言っていたくらいです。

交友関係に恵まれていたこともあって、仲の良い友人から呼ばれる「やっち」というあだ名を通して、自分自身を受け入れることができていたのだと思います。

 

◆再び「康」コンプレックスに

高校時代は、「やすよ」という名前の友達が3人いたこともあって、
名前に対するコンプレックスはかなり緩和されていました。

そんなこんなでハッピーな日々を過ごしていた高校時代のある日、
同じ高校に通っていたある男子に、「康という字が男の人の名前っぽいね」と言われたことで、再び「康」コンプレックスに陥るのでした。

 
その男子に悪気があったわけではなかったわけではなかったのですが、
これまでは、「やすよ」という響きにコンプレックスを感じていたのにプラスして、「漢字」に対してもコンプレックスをもつようになってしまったのです。
 

◆「康」が結んだ運命

転機が訪れたのは、高校卒業を間近にした頃のことです。
当時勤務していたバイトがきっかけで、
一人の男性と巡り合うことになりました。

その男性と食事をすることになり、
はじめて下の名前を言い合ったとき、

 
男性:「偶然だね。おれの名前にも同じ漢字があるんだよ。」
私:「もしかしたら運命・・・(心の声)」
 
 
 
この時点で、もしかしたら将来一緒になるのかも・・・
根拠はないけど、なんだかそう思えました。
 
直感は現実のものとなり、大学を卒業後、同じ「康」を持つその男性とめでたく結ばれることになりました。
 
振り返れば、コンプレックスだった「康」という字に引き寄せられた運命だったような気がします。
 

結婚後・・・

結婚して名前を書くことがあり、お互いの名前「康」がつくことで、「すごいね」ってつっこまれることが多くあります。(笑)
 
今は、最初からこのために名付けられたのかもしれない。そう思うことで名前と向き合うことができています。
 
そして何より、母の願い通り健康な人生を歩めている今を想うと、名付けてもらった親に感謝したいという気持ちになれました。
 
 
 

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「あなた」と「名前」

名前を好きになったエピソード 「佐央里」

◆名前の由来・意味

「さおり」という響きは気にいっていましたが、
「佐央里」という当て字のような漢字には、小さい頃からその由来に疑問を感じていました。

小さい頃、父に尋ねた際、

「本当はさおりの”佐”は”沙”にしようと思っていたんだよ。」
(へぇ~)

「でも、役所でその年、”沙”という漢字は名前に使えないって言われてね。」
(えっ?そうなの??)

「急遽、その場で”佐”に変えたんだ。ちょっと重くなっちゃったから”理”も”里”に変えてね。」
(ちょっと、ちょっと! それでいいの??)

「お母さんにそれを帰ってきて伝えたら驚いてたよ。」
(それはそうでしょう!!)

と笑い話のように言われました。

(実際、”沙”が命名に使用できなかったという事実確認はできていません・・・)

形式にはあまりこだわらない父なので、
「父らしいなぁ」と半分あきれかえって聞いていたのを覚えています。笑

 

そして、だいぶ大人になった今、自分の名前と向き合う機会があったので、
改めて父にも、私の名前について聞いてみました。

すると、父からは意外な返事が!

 

◆密かな父のこだわり

「実はね、自分の好きな作家さんが、娘に”麻央”って付けてたんだ。」

「だから、自分もその漢字を使いたいと思って。」

結果、姉の名前は「”麻”由美」、次女の私の名前は「佐”央”里」となったそうです。
(苗字が「江口」で、割と重くない苗字なので、名前は3文字の重みがあってもバランスがとれると思ったそうです)

 

父は、普段おとなしく、あまり自分のことを話しませんが、
昔から本や音楽が好きで、感性豊かな一面もあり、独創的な世界観があるように見えていました。

大学在学中も、学生運動で勉強もまままらず、本意ならず大学を中退したと母から聞いていました。
そんな多感な時期に出会ったのが、その作家さんなのかもしれません。

それゆえ、私たちの名前にも意外なこだわりがあったようで、
私はもちろん、隣で聴いていた母も「初耳!」と驚いていました。笑

 

(というか、こだわっていたのは「央」の方だったのね、姉の名前とも繋がっていたなんて… ということも、発見でした。笑)

 

◆「わたしらしく」でいいじゃない。

昔から仕事熱心な父の背中を見て、早く社会に出て働きたいと思いつつ、
いつも家で温かく迎えてくれる母のように、母性豊かな人になりたいとも思って生きてきました。

私自身、少し内面的な個性が強い方なので、父がどんな思いで”沙”を”佐”に置き換えたのかはわかりませんが、
あまり見かけない、ちょっと個性的なこの「佐央里」という名前に、今はとても救われていると感じることが多いです。

自分らしく。私らしく。

だってそんな個性的なところこそが、「わたし」だから。

自分の在り方やこれから向かう方向へ、迷う時も悩むこともある人生だからこそ。
ちょっと個性的な自分の名前やその由来が、「それでいいよ。」とあと押ししてくれているような気がしています。

 

◆「”さおり”あるある」?

実は大人になった今でも、両親や兄弟、親戚からは「チャオ」という愛称で呼ばれています。
旦那さんにも「チャオ」と呼ばれ、姪っ子達にも「チャオちゃん」と呼ばれている現状。
「”さおり”あるある」なことなのでしょうが、いい歳になってこれで良いのか…とのちょっぴり葛藤した時期もありました。

 

◆どんな私も「わたし」だから。

でも、今となっては「チャオ」と愛情を込めて呼んでくれる人たちがいるという、その心地よさを、より一層嬉しくありがたく感じています。

外では「佐央里(さおり)」という名前で、しっかり頑張って。

中では「チャオ」という愛称で、気を抜いて安らげる。

そういう今を生きられているこの名前に、心から感謝しています。

 

佐央里さんのプロフィール紹介

ウェブコンサルタント(個人事業主) (株式会社ゴンウェブコンサルティング 社外取締役) 前職はシステムエンジニア。 2004年より株式会社ゴンウェブコンサルティングに勤務後、個人事業主として独立。 主に戦略を落とし込んだウェブサイトの実現を支援(ディレクションを担当)。

 

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「あなた」と「名前」